溶射ロール
高い耐摩耗性を備えたタングステンカーバイド系溶射皮膜です。
当社では、超音速ガス溶射(HVOF)設備を使用し、密度・密着力・平滑性の高い溶射皮膜に加工します。
高品質フィルム・シート・製紙用ロールに使用されています。
厚さも形状によっては10mm以上のコーティングが可能です。
特長
・皮膜の多様性
溶射皮膜材料(溶射材)は、タングステンカーバイド(WC)系の下記ラインナップを初めとして
お客様のニーズに合わせて成分を調整する事が可能です。
・WC-12%Co
・WC-NiCr27%
・WC-14%CoCr
・超鏡面仕上げ
当社の溶射ロールは、Ry0.1μmの鏡面仕上げ(超鏡面溶射加工)が可能です。
・皮膜の緻密化
当社の溶射ロールは、ボイド径を、従来比で60%縮小させる事も可能です。
これにより従来の溶射皮膜よりも平滑性・耐食性に優れた溶射皮膜をご提供致します。
(緻密化溶射ロール)
ポイント
高い密着力と耐摩耗性によりロールのメンテナンスコストの低減を図れます。
皮膜の平滑性が高く、製品の高品質化と安定化が可能です。
採用事例
製鉄用プレスロール、テンションロール、ガイドロール
フィルム用ガイドロール、延伸ロール、
印刷機械用ロール、製紙用塗工ロールなど
最大施工可能寸法
φ500×5000L
(超鏡面溶射・緻密化溶射は φ400×2600L)
その他ロール以外の平板等にも施工可能です。
詳しくはお問い合わせ下さい。