熱間研磨
高温雰囲気下でのロールの機械精度を保証する、特殊な研削加工です。
世界に数台しかない自動計測器付き熱間研磨装置を使用することで、最大 250℃までの高温で使用するロールへの機械精度保証が可能です。
また、従来では難しかった鏡面仕上げの組み合わせも可能です。
特長
・高温での精度保証
最大 250℃での高精度保証が可能です。(最大保証:熱油/250℃、熱水/200℃)
常温で研磨するため、熱研磨によるめっき割れもありません。
・優れた表面仕上げ
当社の熱間研磨装置は湿式研磨方式を採用しており、従来の熱間研磨仕上げに特有の荒いスクラッチが残りません。
・鏡面研磨可能
従来では難しかった、精度を保ったままの鏡面仕上げも可能です。
ポイント
高温使用下でも機械精度の高いロールをお使い頂けるため、フィルム厚み精度が安定し、品質向上が見込めます。
ロールの鏡面仕上げが可能になる事で、高い透明性が求められるフィルムの品質向上が期待できます。
採用事例
カレンダーロールなど
最大施工可能寸法
φ1000(minφ480)×8000L 、重量=35ton 以下